久米田病院からのお知らせ
行動制限最小化についての研修会を実施しました
平成28年3月8日、「行動制限最小化に向けた看護」というテーマで研修会を開催しました。講師は、精神科認定看護師の長井理治看護師です。長井看護師は、2014年4月に精神科認定看護師として登録され、現在は日精看大阪府支部の広報委員として活躍しています。当院では急性期治療病棟に勤務し教育委員を担当しております。今回の研修は、最近の動向として、面会制限・通信制限・隔離・身体拘束について法律的な根拠に基づいた説明があり、現場での行動制限を実施するうえでの留意点など細かいところを再確認する内容でした。日本全国の病院で過去に起こった事故事例から、その問題点や看護師の対応として大切なことの説明がありました。また精神科の病院で地震や火災が発生したときに、隔離、身体拘束をしている方たちを如何にして避難誘導するかという話題もあり、とても有意義な研修でした。
避難誘導については、3月25日に急性期治療病棟において訓練を実施する予定です。